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産学連携「未来大AIマース」、12/12から函館市赤川・美原エリアでスタート!

~スマートデバイスを使った予約方法で地域の交通利便性の向上を目指す~

サツドラホールディングス株式会社(本社:札幌市東区/代表取締役社長兼CEO:富山 浩樹、以下「当社」)は2022年12月12日から北海道函館市赤川・美原を中心としたエリアでAIオンデマンド型運行をおこなう「未来大AIマース(MaaS)※1」の実証運行に参画することになりましたのでお知らせいたします。

※1 MaaS(マース:Mobility as a Service)とは、地域住民や旅行者一人一人のトリップ単位での移動ニーズに対応して、複数の公共交通やそれ以外の移動サービスを最適に組み合わせて検索・予約・決済等を一括で行うサービスであり、観光や医療等の目的地における交通以外のサービス等との連携により、移動の利便性向上や地域の課題解決にも資する重要な手段となるもの(国土交通省)

12月1日 公立はこだて未来大学にて記者会見が行われました

■当社の取り組みについて
当社は令和3年度に続き令和4年度と、北海道江差町エリアでの地域住民向けMaaSの実証実験(通称「江差マース」※2)を行うなど、地域公共交通の維持・活性化を通して地域経済の発展を図る「収益循環型モデル」のMaaS実装に向けて現在も取り組んでおります。

※2 江差マース第2弾 参考URL … https://satudora-hd.co.jp/news/2022/08/22/3960/

■本実証運行の目的と概要について
本実証運行は、公立はこだて未来大学(以下「はこだて未来大」)の学生、教職員、来訪者の通学や、はこだて未来大を含む函館市赤川・美原エリアにおける住民を対象とした買い物等における生活交通の利便性向上と商業施設への収益の影響調査、定時定路線バス運行からオンデマンド型運行へのシフトの可能性を調査目的とするものです。
今回の取り組みに参画しているのは、はこだて未来大の教員や研究機関、大学発ベンチャー企業をはじめ、地域の公共交通事業者、交通情報提供サービス事業者、自動車販売業者、そして地域の生活を支えるドラッグストアを運営する当社などです。それぞれの実績に基づく知見と強みとする機能を持ち寄り、地域の交通利便性向上へ貢献することを企図した取り組みとなっております。
今回の取り組みは、公益財団法人 北海道科学技術総合振興センター(以下「ノーステック財団」)の「令和4年度 チャレンジフィールド北海道事業」の採択を受け実施するもので、その事業目的の通りスマートスピーカーやスマートフォン、タブレット等のIoTを活用した配車予約方法を提供するなど、先進技術を活用することでこれまでのようにオペレーターを配備しての電話予約に頼らない、低コストで持続可能なオンデマンド交通運行の実現性も探ってまいります。

AIオンデマンド交通イメージ

■実証運行概要 ※予定
□受託事業
ノーステック財団 「令和4年度 チャレンジフィールド北海道事業」
□運行期間
2022年12月12日(月)~ 2023年2月1日(水)
※平日のみ、12月29日~1月3日は運休、計33日間の運行
□運行時間
10:00~16:00
※13:00~14:00は休憩時間のため運休
□運行地区
北海道函館市赤川・美原エリア
□サービス利用対象者
①はこだて未来大学関係者
学生(バス通学者600名 ※推定)、教員、来訪者
②EZOCA会員を中心とした利用希望者
サツドラ店頭およびEZOCA会員向けメールからの募集
※②については、12月19日(月)以降利用可能
□料金
無料
※但し、アンケートへの回答協力を前提とする
□利用方法
①スマートフォンWEBアプリ
②スマートスピーカー
③エリア内拠点に設置する据置型タブレット端末
※③については、はこだて未来大、サツドラ函館美原店、サツドラ富岡中央店、サツドラ函館石川店に運行期間中設置

□参画企業と各社の役割

公立はこだて未来大学(主催) 事業統括/推進、企画/事業構築
函館バス株式会社 車両運行業務
株式会社未来シェア SAVS(配車計算サービス)・他地域事例提供
サツドラホールディングス株式会社 サービス利用者獲得支援およびお買い物データ分析業務
株式会社駅探 MaaSシステム提供(スマートスピーカー、据置型タブレット端末)
株式会社函館ラボラトリ サービス運用支援業務
函館トヨペット株式会社(協力) 車両提供(2台)

□ロゴ、キャラクター
本実証運行では、ご利用頂く函館市の皆さまに対する更なる認知拡大と理解深耕を目的に、新たにロゴとキャラクターを作成いたしました。
「新しい気軽で便利な移動手段」としてMaaSを認知していただくために、あえてサービス名を片仮名表記の「未来大AIマース」とし、MaasのM/車のタイヤ/車のシルエットの要素を利用し、見る人に躍動感や能動的な印象を与えるロゴとMobilityをコンセプトに「移動」「乗ってもらうこと」を意識した造形のキャラクターです。

<本件に関するお問い合わせ先>
サツドラホールディングス株式会社 社長直轄グループ CI・広報チーム 担当:小寺/安部
TEL:011-788-5166(代) メール:skouhou@satsudora.jp