多様であり続ける組織。
活躍しつづける人材。
活躍し続ける人材づくり
私たちの人材に対する考えは、大きくわけて二つあります。一つ目が、「活躍し続ける人材づくり」です。変化の激しい社会環境を踏まえると、私たち企業も常に変化し続ける必要があります。過去の成功体験や慣習にとらわれず、その時その時で最適な答えを見つけていかなければなりません。
それは、組織を形成する個人にも等しく求められること。あらゆる変化に柔軟に対応しながら成果をあげ、それぞれのフィールドやステージで活躍し続ける人材を育てていきたいと思います。そのために、多くの経験を当社で積んで頂きたいですし、私たちも人材評価・育成制度を、さらに充実させていかなければならないと考えています。
具体的に、変化に対応できる人というのは、どのような人なのでしょうか。それは、きっと「素直さ」「謙虚さ」を持っている人だと私たちは考えています。これは、決して“従順なイエスマン”を意味するわけではありません。異なる意見を投げかけられた時でも、一度素直に自分の中にそれを取り込み咀嚼した上で、自らの意見を持てる人。換言すれば、「新しさを受け入れられる素地があるかどうか」ということだと思います。
多様性のある組織づくり
二つ目は、「多様性のある組織づくり」です。人生には、様々なライフステージがあります。従来、結婚・出産・子育て・介護といった新たなライフステージを迎える度に、働く人(特に女性)は、人生における仕事の比重を見直さざるを得ませんでした。しかし、サツドラホールディングスは、個人個人のライフステージにあわせた働き方を叶えたい、と真剣に考えています。
例えば育児期に求められる時短労働や男性の育児参加特別休暇、従業員の副業許可はすでに導入を完了しています。また年齢や性別、国籍など多様な人材が相互に作用しあう環境醸成を目指したD&I(ダイバーシティ&インクルージョン)委員会も設置しました。ライフステージや固定的な観念が引き起こす不都合によってキャリアを諦めてしまうことは、本人や会社だけでなく、社会にとっても大きな損失です。サツドラに存在する働き方が多様化すればするほど、さまざまな価値観が生まれ、それがお客さま視点を育むことにもつながるはず。「一人ひとりが違っていい」、そんな考え方をホールディングス全体に浸透させることに、私たちは全力を注いでいます。
新卒はもちろん、同業種・異業種からのキャリア(中途)入社や副業人材など多様なバックボーンを持つ人々が一つになって働いている点も当社の特徴で、かくいう私自身も中途入社組です。今後は、さらに新しさに寛容でしなやかな組織づくりを実現していきたいと考えます。
私は、採用活動を“仲間集め”とよく表現しています。「こんなことをやろうと思っているんだけど」という私たちの声を聞いて、「それ、おもしろそう!」と集まってくれた仲間たちと一緒に、同じ目標に向かっていく。常に好奇心を持ち新しいことにチャレンジする姿勢は、創業以来大切にしている価値観のひとつです。
私たちは、変化を恐れず、仲間を信頼し、新しい事に一丸となって取り組んでいける、個性豊かな人材を求めています。私もまだまだ発展途上。会社も発展途上。今後のビジネス展開に、私自身が一番ワクワクしているのかもしれません。このような考えに共感してくれる人に一人でも多くお会いし、新しい仲間と新しい挑戦が始まることを、とても楽しみにしています。